
minne(ミンネ)とは?

出典:minne公式サイト
ハンドメイド作品を制作していて、「自分で作った作品をオンラインで販売してみたい」と考えている人にとって、販売先選びは重要なポイントです。
minne(ミンネ)は、ハンドメイド作品を中心に、食品、ヴィンテージ、ギフトなど幅広い商品を取り扱うオンラインマーケットです。現在は作品の販売だけでなく、食品販売やダウンロード販売などにも対応しています。
minneで作品を販売する場合、まず会員登録を行ったうえで販売者登録をします。販売者登録をすると、作品を掲載して販売できるようになります。公式ヘルプでは、作品の販売自体は無料で行えると案内されています。
この記事では、minneで販売を始めたい作家・クリエイターに向けて、特徴、販売方法、料金、販売手数料、食品販売、利用時の注意点などを整理します。
minneの特徴
ハンドメイド作品をオンラインで販売できる
minneでは、アクセサリー、雑貨、ファッション、家具など、さまざまなジャンルの作品を販売できます。
自分で制作した作品をオンライン上に掲載し、購入者から注文を受ける形で販売できます。
実店舗を用意せずに作品を販売する方法の一つとして、オンラインマーケットを活用できる点が特徴です。
また、minneでは通常のハンドメイド作品だけでなく、食品、ヴィンテージ、ギフト、ダウンロード商品なども取り扱っています。
販売者登録をして作品を掲載できる
minneで作品を販売するには、販売者登録が必要です。
アプリから販売者登録を行う場合、まずminneへの会員登録が必要で、その後メニューから「作品を販売する」を選択して手続きを進めます。メールアドレスの確認などを経て販売者登録を進める仕組みです。
そのため、これから初めて作品をオンライン販売する人でも、販売者登録から作品掲載までの流れを確認しながら準備できます。
決済を含めたオンライン販売の仕組みを利用できる
作品をオンラインで販売する場合、商品を掲載するだけでなく、注文、決済、発送など複数の作業が発生します。
minneでは、購入者が作品を注文するためのマーケット機能が用意されており、販売者は作品情報や価格、送料などを設定して販売できます。
ただし、販売者側には作品制作、価格設定、商品説明、在庫管理、梱包、発送、購入者への対応などの業務があります。
「minneに登録すればすべての販売作業を任せられる」というサービスではないため、自分で対応する範囲を事前に把握しておくことが大切です。
minneの料金
minneで作品を販売する場合、販売者登録や作品販売そのものに初期費用がかかる仕組みではありません。
一方、作品が購入された場合には販売手数料が発生します。
現在のminne公式ヘルプによると、minne PLUS非会員の販売手数料は、**作品価格・購入オプション価格・送料の合計額に対して10.659%(税込)**です。
さらに、売上金を振り込む際には、1回につき220円の振込手数料がかかります。
minneの主な販売関連費用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売者登録 | 無料 |
| 作品販売 | 無料で開始可能 |
| 販売手数料 | 注文金額の10.659%(税込)※minne PLUS非会員 |
| 手数料の対象 | 作品価格+購入オプション価格+送料 |
| 振込手数料 | 1回220円 |
| minne広告 | 利用する場合は別途費用が発生 |
販売手数料は月間売上全体に対して一括で計算されるのではなく、注文IDごとに発生します。公式の計算例では、注文ごとの「作品価格+購入オプション価格+送料」に10.659%を掛けて販売手数料を算出しています。
また、minne PLUS会員はプランに応じて販売手数料が最大10.45%まで優遇されると案内されています。
売上金が1,000円未満の場合
minneでは、売上代金の合計が1,000円に満たない場合、翌月、翌々月へ繰り越されます。
売上代金が1,000円を超えた時点、または繰り越しが5か月を超えた場合には、6か月目の月末に振り込まれる仕組みです。
販売を始める際には、販売手数料だけでなく、振込手数料や材料費、梱包費、送料なども含めて価格を設定すると、実際の収支を把握しやすくなります。
minneで作品を販売する方法
minneで作品を販売する基本的な流れは、次のようになります。
1.minneに会員登録する
まずminneの会員登録を行います。
販売者登録へ進むには、minneへの会員登録が必要です。アプリから販売者登録を行う場合は、メニューから「作品を販売する」を選択して手続きを進めます。
2.販売者登録を行う
作品を販売するための販売者登録を行います。
販売者登録が完了すると、作品を展示・販売できるようになります。
3.作品情報を登録する
販売する作品について、写真、作品名、説明、価格などを設定します。
購入者が作品を検討する際には、写真や商品説明が重要な情報になります。
特にハンドメイド作品の場合は、サイズ、素材、使用方法、注意事項など、購入前に確認してほしい情報を分かりやすく掲載することが大切です。
4.価格と送料を設定する
作品価格だけでなく、送料についても設定します。
minneの販売手数料は、作品価格だけではなく、購入オプション価格と送料を含めた注文金額を基準として計算されます。
そのため、価格を設定するときには、材料費だけでなく販売手数料、梱包費、送料なども考慮しておく必要があります。
5.注文後に発送する
作品が購入されたら、注文内容を確認して制作・梱包・発送などの対応を行います。
minneでは、発送完了メールを送信した日が売上確定日となります。
オンライン販売では、作品そのものだけでなく、発送までの期間や梱包方法なども購入者との取引に関わるため、あらかじめ対応方法を決めておくとスムーズです。
minneで食品を販売する場合
minneでは、ハンドメイド作品だけでなく食品も販売できます。
公式サイトでは、パン、お米・餅・パスタ、クッキー・焼き菓子、ケーキ、コーヒー、お茶・ジュース、ジャム・シロップ、調味料・スパイス、精肉・肉加工品、魚介類・水産加工品など、販売可能な食品カテゴリーが案内されています。
ただし、食品を販売する場合は、通常の作品販売とは異なる手続きが必要です。
食品販売には申請が必要
minneで食品を販売する場合、Webブラウザから食品販売申請を行います。
公式情報では、主な手続きとして以下が案内されています。
- 食品販売申請から新規申請を行う
- 特定商取引法に基づく表記を登録する
- 身分証明書を提出する
- 必要な許可・届出について確認する
- 申請を完了する
- 審査後、食べ物カテゴリーで作品を登録する
食品販売申請はアプリからではなく、Webブラウザから行う必要があります。審査結果は原則5営業日以内に登録メールアドレスへ案内されるとされています。
食品に関する許可・届出にも注意
食品販売では、minneへの申請だけで必要な手続きがすべて完了するわけではありません。
食品の種類や製造・販売方法によって必要な許可や届出が異なる場合があります。minne公式ヘルプでも、必要な許可については各自治体の保健所へ相談するよう案内されています。
また、食品を登録する際には、原材料名、賞味期限、アレルギー表示などの情報を適切に掲載する必要があります。
食品を販売したい場合は、minneの規定だけでなく、食品表示や営業許可など関係する法令・自治体の案内も確認しておくことが重要です。
minneのダウンロード販売
minneでは、物理的な作品だけでなく、デジタルコンテンツのダウンロード販売にも対応しています。
公式サイトでは、ダウンロード販売のサービス利用料は無料、販売手数料は税込10.659%と案内されています。
物理的な商品のように梱包や配送が必要な作品とは異なり、デジタルデータを販売したいクリエイターにも利用を検討できる選択肢です。
ただし、デジタルコンテンツについても、販売するデータの内容や利用条件などを購入者に分かりやすく示しておくことが大切です。
minneを利用するメリット
自分の作品をオンラインで販売できる
minneを利用することで、自分で制作した作品をオンライン上に掲載し、購入者へ販売できます。
実店舗を持たずに作品を販売したい人にとって、オンラインマーケットを活用する方法の一つになります。
幅広いジャンルに対応している
アクセサリーや雑貨、ファッション、家具などのハンドメイド作品だけでなく、食品、ヴィンテージ、ギフト、ダウンロード商品などにも対応しています。
自分の制作ジャンルに合ったカテゴリーを選びやすい点は、作品販売を検討する際に確認しておきたいポイントです。
販売者登録後に作品を掲載できる
販売者登録を行えば、作品を展示・販売できるようになります。販売を始めるために、最初から実店舗などを用意する必要はありません。
そのため、まずオンラインで作品を販売する方法を試してみたい人にも利用を検討しやすいサービスです。
minneを利用するときの注意点
販売手数料を考慮して価格を設定する
minneでは、作品が売れた場合に販売手数料が発生します。
しかも販売手数料の対象には作品価格だけでなく、購入オプション価格と送料も含まれます。
そのため、作品の販売価格を決める際には、材料費や制作時間だけでなく、販売手数料、梱包費、送料なども考慮する必要があります。
売れればそのまま利益になるわけではない
販売価格から材料費や販売手数料などを差し引いた金額が、制作活動に使える金額になります。
例えば材料費がかかる作品の場合、販売価格を決める前に原価を計算しておくと、販売後の収支を把握しやすくなります。
minne公式の解説でも、作品の価格を決める際には原価や販売手数料を考慮する考え方が紹介されています。
食品販売は追加の手続きが必要
食品を販売したい場合は、通常の作品販売とは別に食品販売申請が必要です。
また、食品の種類によっては営業許可や届出などが関係する場合があります。必要な許可については自治体の保健所などにも確認する必要があります。
作品制作以外の業務も必要
オンライン販売では、作品を作るだけでなく、商品写真の撮影、説明文の作成、価格設定、在庫管理、注文確認、梱包、発送、問い合わせ対応なども必要になります。
販売を始める前に、自分が対応できる制作数や発送頻度を考えておくと、継続しやすい販売体制を作りやすくなります。
minneはどのような人に向いている?
minneは、次のような目的を持つ人が利用を検討しやすいサービスです。
自分で作った作品をオンラインで販売したい人
アクセサリー、雑貨、ファッション用品、家具など、自分で制作した商品をインターネットで販売したい人は、minneの販売者登録を利用できます。
初めてハンドメイド販売に取り組む人
実店舗を持たず、まずオンラインマーケットで作品販売を始めたい場合、minneを販売先の候補として検討できます。
販売者登録や作品登録の方法は公式ヘルプで案内されているため、手順を確認しながら準備できます。
食品をオンライン販売したい人
パン、焼き菓子、コーヒー、ジャムなど、minneで販売可能な食品を扱っている人は、食品販売申請を行うことで食べ物カテゴリーでの販売を検討できます。
ただし、必要な営業許可や届出については、商品や製造方法などに応じて確認する必要があります。
デジタル作品を販売したい人
デジタルデータを扱うクリエイターは、minneのダウンロード販売も選択肢になります。公式サイトでは、サービス利用料無料、販売手数料10.659%(税込)と案内されています。
minneのまとめ
minneは、ハンドメイド作品を中心に、食品、ヴィンテージ、ギフト、ダウンロード商品などを販売できるオンラインマーケットです。
作品を販売する場合は、まず会員登録を行い、販売者登録をして作品を掲載します。作品の販売自体は無料ですが、注文が成立すると販売手数料が発生します。
現在、minne PLUS非会員の販売手数料は、作品価格・購入オプション価格・送料の合計に対して10.659%(税込)で、売上金の振込時には220円の振込手数料がかかります。
食品販売については、通常の作品販売とは別に食品販売申請が必要です。食品の種類によって必要な許可・届出が異なる可能性があるため、minneの案内とあわせて自治体などの情報も確認しておくことが大切です。
自分で制作した作品をオンラインで販売したい人は、販売手数料や発送などの負担も含めて、自分の作品や販売方法に合っているか確認するとよいでしょう。
記事作成時点の情報であり、料金・サービス内容・販売条件等は変更される場合があります。最新情報や適用条件は公式サイトをご確認ください。
Creema(クリーマ)とは?
Creemaは、ハンドメイド作品や素材などを購入・販売できるオンラインマーケットです。
運営事業者は株式会社クリーマです。minneを運営するGMOペパボ株式会社とは異なる事業者のサービスなので、ハンドメイド作品の販売先を比較するときの候補として検討できます。(Creema特定商取引法に基づく表記)
Creemaでは、作品・素材のほか、フードなども取り扱っています。また、購入者が支払った代金をCreemaが一時的に預かり、取引完了後に出品者へ支払う「あんしん決済システム」も提供されています。(Creema特定商取引法に基づく表記)
Creemaの特徴
ハンドメイド作品を販売できる
アクセサリー、ファッション、インテリア、雑貨など、さまざまな作品を掲載できます。
自分で制作した作品をオンラインマーケットに出品し、購入者との取引を進める形で販売できます。
あんしん決済システムを利用できる
Creemaでは、購入者が支払った商品代金を運営事務局が一時的に預かり、取引完了後に出品者へ支払う仕組みが用意されています。(Creema特定商取引法に基づく表記)
オンライン販売で購入者と直接代金をやり取りすることに不安がある場合、この決済方式は確認しておきたいポイントです。
フード販売にも対応
Creemaでは、作品・素材だけでなくフードの販売も可能です。
ただし、フード販売には通常の作品販売とは異なる規約や手続きがあります。販売を検討する場合は、対象となる商品の条件を事前に確認する必要があります。
Creemaの料金
2025年11月5日以降のCreemaでは、作品・素材を販売する場合、**決済総額の10.67%(税込)**が成約手数料となっています。
決済総額には、作品代金、オプション、ラッピング、送料が含まれます。(Creema特定商取引法に基づく表記)
フードを販売する場合は、**決済総額の15.4%(税込)**です。(Creema特定商取引法に基づく表記)
また、売上の振込手数料について、2025年11月27日以降の振込では、3万円未満の場合は200円、3万円以上の場合は275円と案内されています。(Creemaの手数料改定のお知らせ)
Creemaの主な費用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出品 | 出品時の基本料金なし |
| 作品・素材の成約手数料 | 決済総額の10.67%(税込) |
| フードの成約手数料 | 決済総額の15.4%(税込) |
| 振込手数料 | 3万円未満200円、3万円以上275円 |
| その他 | 利用する機能によって別途料金が発生する場合あり |
Creemaの料金体系は変更される場合があるため、実際に販売を開始するときは公式の料金案内を確認する必要があります。(Creema特定商取引法に基づく表記)
Creemaのおすすめポイント
Creemaは、ハンドメイド作品をオンラインで販売したい人に加え、フード販売を検討している人にも選択肢となるサービスです。
また、あんしん決済システムが用意されているため、決済を含めたオンライン取引の仕組みを利用したい人にも検討しやすいでしょう。(Creema特定商取引法に基づく表記)
Creemaの利用シーン
- アクセサリーや雑貨などをオンライン販売したい
- ハンドメイド作品の販売先を増やしたい
- フード販売も検討している
- 決済を運営サービス経由で行いたい
Creemaの注意点
販売手数料は、作品・素材の場合、作品価格だけではなくオプション、ラッピング、送料を含む決済総額に対して計算されます。
そのため、販売価格を設定するときは材料費や制作費だけでなく、手数料や送料なども考慮する必要があります。(Creema特定商取引法に基づく表記)
iichi(いいち)とは?
iichiは、個人または小規模な生産者、小売店による手工芸品、アンティーク、食品などを扱うマーケットプレイスです。
工芸品や日用雑貨、ファッション、アクセサリー、食品・飲み物、素材・道具など、さまざまなカテゴリーの商品を販売できます。(iichiの販売案内)
minneやCreemaとは異なる事業者が運営するサービスで、比較対象として見る場合は、料金だけでなく販売できる商品の方向性やショップ機能なども確認するとよいでしょう。
iichiの特徴
手工芸品やアンティークなどを販売できる
iichiでは、工芸品・クラフト・雑貨、ファッション・アクセサリー、古物・アンティーク、食品・飲み物、素材・道具・図書資料などが販売対象として案内されています。(iichiの販売案内)
ショップを作って販売できる
iichiでは、作り手や小売店がショップを開設し、自分の商品を掲載できます。
お気に入り、再出品通知、アクセス解析、新着メールなどの機能も提供されています。(iichiの販売案内)
取引ナビと決済システムを利用できる
作品の注文から取引完了までを「取引ナビ」がサポートし、iichiの決済システムを利用して代金をやり取りできます。(iichiの販売案内)
購入者との直接的な代金のやり取りを避けながらオンライン販売を行いたい場合に確認しておきたい仕組みです。
iichiの料金
iichiでは、出店・出品時の手数料はかかりません。
一方、作品の売買が成立すると成約手数料が発生します。
現在、個人または小規模な制作者などの「生産者」は、**作品代金の20%(税込)**が成約手数料です。送料は成約手数料の対象外とされています。(iichiの手数料案内)
小売店については、原則として作品代金の15%(税込)と案内されています。(iichiの手数料案内)
売上の振込手数料は一律160円で、PayPay銀行の場合は55円です。(iichiの売上金受け取り案内)
iichiの主な費用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出店・出品 | 無料 |
| 生産者の成約手数料 | 作品代金の20%(税込) |
| 小売店の成約手数料 | 原則、作品代金の15%(税込) |
| 振込手数料 | 一律160円、PayPay銀行は55円 |
| 送料 | 成約手数料の対象外 |
iichiの場合は「作品代金」に対して成約手数料がかかり、送料は対象外という点が、minneやCreemaの現在の手数料体系と異なります。(iichiの手数料案内)
iichiのおすすめポイント
iichiは、工芸品や手仕事に関する商品を販売したい作り手が、自分のショップを作って作品を掲載できるサービスです。
販売できるカテゴリーには工芸品、雑貨、アクセサリー、食品、アンティークなどが含まれています。(iichiの販売案内)
また、アクセス解析やお気に入りなど、ショップ運営に利用できる機能も用意されています。
iichiの利用シーン
- 工芸品やクラフト作品を販売したい
- 手仕事の商品をオンラインで紹介したい
- アンティークやヴィンテージ品を扱いたい
- 食品や飲み物を販売したい
- 自分のショップページを作って作品をまとめたい
iichiの注意点
個人または小規模な制作者が「生産者」として販売する場合、成約手数料は作品代金の20%です。
送料は手数料の対象外ですが、材料費、制作費、送料、振込手数料などは別途発生するため、販売価格を決める際にはこれらを含めて収支を確認することが重要です。(iichiの手数料案内)
minne・Creema・iichiを比較
ここまで紹介した3サービスは、いずれも作品をオンラインで販売できるマーケットですが、料金体系やサービスの特徴には違いがあります。
| 比較項目 | minne | Creema | iichi |
|---|---|---|---|
| 運営事業者 | GMOペパボ株式会社 | 株式会社クリーマ | iichi |
| 主な商品 | ハンドメイド、食品、ヴィンテージ、ギフト、デジタル商品など | ハンドメイド、素材、フードなど | 工芸品、雑貨、ファッション、食品、アンティーク、素材など |
| 出品・販売開始 | 販売者登録後に出品 | 会員登録・出品 | 出店・出品可能 |
| 出品料 | 無料 | 基本無料 | 無料 |
| 作品販売の手数料 | 10.659%(税込) | 10.67%(税込) | 作品代金の20%(税込・生産者) |
| 手数料の対象 | 作品価格+購入オプション+送料 | 作品+オプション+ラッピング+送料 | 作品代金。送料は対象外 |
| 食品販売 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 決済・取引機能 | あり | あんしん決済あり | 決済システム・取引ナビあり |
| 振込手数料 | 220円 | 3万円未満200円、3万円以上275円 | 160円、PayPay銀行55円 |
※料金・手数料は記事作成時点で公式サイトに掲載されている情報です。サービス内容や料金体系は変更される場合があります。(minne公式ヘルプ/Creema公式/iichi公式ヘルプ)
minne・Creema・iichiの選び方
3サービスを比較するときは、単純に手数料だけを見るのではなく、販売したい商品の種類、販売方法、送料、ショップ運営に必要な機能などを合わせて確認することが大切です。
ハンドメイド販売を始めたい場合
まず確認したいのは、自分が販売したい作品のカテゴリーが対象になっているかどうかです。
minneではアクセサリー、雑貨、家具、ファッションなど幅広いハンドメイド作品を販売できます。
Creemaも作品・素材を扱っており、ハンドメイド作品の販売先として利用できます。
iichiでは工芸品、クラフト、雑貨、ファッション、アクセサリーなどに加えてアンティークや食品も取り扱っています。
そのため、作品のジャンルを明確にしたうえで、それぞれのサービス内で同ジャンルの商品がどのように掲載されているかを確認すると、自分の販売方法との相性を考えやすくなります。
販売手数料を重視する場合
販売手数料はサービスごとに計算方法が異なります。
minneでは、作品価格、購入オプション価格、送料を合わせた注文金額に対して10.659%(税込)がかかります。(minne公式ヘルプ)
Creemaでは、作品・素材の場合、作品代金、オプション、ラッピング、送料を含む決済総額の10.67%(税込)です。(Creema公式)
iichiでは、生産者の場合、作品代金の20%(税込)で、送料は成約手数料の対象外です。(iichi公式ヘルプ)
同じ販売価格でも手数料の計算対象が異なるため、実際に販売したい商品の価格と送料を使って試算するのがおすすめです。
食品を販売したい場合
食品販売を考えている場合は、各サービスの食品販売条件を確認しましょう。
minneでは食品販売申請が必要で、食品の種類によって必要な許可・届出を確認する必要があります。
Creemaにもフードカテゴリーがあり、作品販売とは異なる手数料体系が設定されています。(Creemaフード販売規約)
iichiでも食品・飲み物が販売対象として案内されています。(iichi販売案内)
食品は一般的な雑貨やアクセサリーとは異なるルールが関係するため、各サービスの規約だけでなく、必要な営業許可や届出、食品表示などについても確認することが重要です。
工芸品や手仕事の商品を販売したい場合
陶器、木工、金属製品、布製品など、工芸・クラフト系の商品を扱う場合は、各サービスの掲載作品を確認して、自分の作品に近いカテゴリーや販売方法があるかを見るとよいでしょう。
iichiでは公式に「工芸品・クラフト・雑貨」を販売カテゴリーとして掲げています。(iichi販売案内)
一方、minneやCreemaもハンドメイド作品を幅広く扱っているため、作品の種類や価格帯などを考慮しながら比較できます。
オンライン販売の経験が少ない場合
初めてオンライン販売を行う場合は、手数料だけでなく、作品登録、決済、売上金の受け取り、発送、問い合わせ対応などの仕組みを確認しましょう。
minneでは販売者登録から作品販売までの手順が案内されています。
Creemaではあんしん決済システムが用意されています。(Creema公式)
iichiでは取引ナビと決済システムが提供されています。(iichi販売案内)
自分がどの作業を行い、サービス側がどの部分をサポートするのかを確認しておくと、販売開始後の業務をイメージしやすくなります。
ハンドメイド販売サービスを選ぶときに確認したいポイント
1.販売したい商品のカテゴリー
まず、自分の商品が販売対象になっているかを確認します。
特に食品、アンティーク、素材、デジタル商品などは、サービスによって取り扱い条件が異なる場合があります。
2.販売手数料の計算方法
「手数料が何%か」だけではなく、何に対して手数料がかかるのかを確認しましょう。
送料を含むサービスもあれば、作品代金のみを対象とするサービスもあります。
3.振込手数料
売上を銀行口座へ振り込む際の手数料も、販売コストの一つです。
販売件数や売上額によって負担感が変わるため、販売手数料とあわせて確認しておきましょう。
4.発送方法
作品のサイズや重量によって適した発送方法は変わります。
アクセサリーのような小型商品と家具のような大型商品では必要な配送サービスが異なるため、販売する商品のサイズに合わせて確認することが大切です。
5.作品掲載に必要な情報
写真、サイズ、素材、価格、納期、送料など、購入者に伝える情報を整理しておきましょう。
特にオーダーメイド作品では、完成までの期間や変更可能な範囲などを明記しておくと、購入前の認識を合わせやすくなります。
6.販売後の作業
オンラインマーケットでは、作品を掲載した後にも注文確認、制作、梱包、発送、問い合わせ対応などがあります。
自分の制作ペースで無理なく対応できる販売数を考えることも、サービス選びの一つのポイントです。
minne・Creema・iichiを比較するときの考え方
minne、Creema、iichiはいずれもハンドメイドや手仕事に関連する商品をオンラインで販売できますが、運営会社、手数料体系、カテゴリー、機能などは同一ではありません。
そのため、「手数料が低いサービスを選ぶ」という一つの基準だけで判断するのではなく、
- 何を販売するのか
- 作品価格はいくらなのか
- 送料はいくらか
- どの程度の販売数を想定しているのか
- 食品やアンティークなどを扱うのか
- どのような販売・決済機能を利用したいのか
といった条件を整理して比較すると、自分に合う販売方法を検討しやすくなります。
特に販売手数料は、料率だけでなく計算対象が異なるため、実際の商品価格と送料を使って計算することが重要です。
記事作成時点の情報であり、料金・手数料・サービス内容・販売条件等は変更される場合があります。最新情報や適用条件は各公式サイトをご確認ください。
minne(ミンネ)とは?作家として作品を販売する方法・料金・特徴を解説
minneに関するFAQ
ここでは、minneで作品を販売したい人が確認しておきたい疑問をQ&A形式で整理します。
Q1.minneで作品を販売するのに登録料はかかりますか?
作品の販売自体は無料で行えます。
ただし、作品が売れた場合には販売手数料が発生します。現在、minne PLUS非会員の場合、販売手数料は「作品価格+購入オプション価格+送料」の10.659%(税込)です。
また、売上金の振込時には1回220円の振込手数料がかかります。
そのため、販売を始める前に、材料費、梱包費、送料、販売手数料などを含めて価格を設定することが大切です。
Q2.minneで作品を販売するには何が必要ですか?
まずminneへの会員登録を行い、その後、販売者登録を行います。
販売者登録が完了すると、作品を展示・販売できるようになります。
販売者登録では、メールアドレスの確認など所定の手続きがあります。
Q3.minneではどのような作品を販売できますか?
アクセサリー、雑貨、ファッション、家具など、さまざまなハンドメイド作品を販売できます。
また、食品、ヴィンテージ、ギフト、ダウンロード商品なども取り扱われています。
ただし、カテゴリーによって販売条件や必要な手続きが異なる場合があります。
Q4.minneで食品を販売できますか?
はい。minneでは食品の販売にも対応しています。
ただし、一般的なハンドメイド作品とは別に食品販売申請が必要です。
食品販売申請はWebブラウザから行い、特定商取引法に基づく表記の登録や本人確認書類の提出などが必要になります。
また、食品の種類や製造方法などによって、営業許可や届出が必要になる場合があります。
食品販売を始める場合は、minneの案内だけでなく、必要に応じて自治体や保健所などにも確認しましょう。
Q5.minneの販売手数料は送料にもかかりますか?
はい。
minneでは、販売手数料の計算対象に送料が含まれます。
現在のminne PLUS非会員の場合、「作品価格+購入オプション価格+送料」に対して10.659%(税込)が販売手数料として発生します。
そのため、送料を無料にするか購入者負担にするかを検討する場合も、販売手数料への影響を確認しておくとよいでしょう。
Q6.minneで売れた場合、購入者から直接お金を受け取るのですか?
minneの公式案内では、購入時の決済はminne側で行われ、販売者が購入者と直接決済手続きをする必要はない仕組みになっています。
注文を受けた後は、購入者が指定した配送先へ作品を発送し、取引を完了します。
売上金は所定のスケジュールでminneから振り込まれます。
Q7.minneは初めてハンドメイド作品を販売する人でも利用できますか?
販売者登録を行えば作品を販売できるため、オンラインでの作品販売をこれから始めたい人も利用を検討できます。
ただし、minneに登録するだけで販売業務がすべて完了するわけではありません。
作品写真の用意、商品説明の作成、価格設定、在庫管理、梱包、発送、問い合わせ対応などは、販売者自身が対応する必要があります。
Q8.minneとCreemaは何が違いますか?
どちらもハンドメイド作品をオンラインで販売できるマーケットですが、運営会社や料金体系、サービスの仕組みなどが異なります。
現在、minneの販売手数料は通常10.659%(税込)で、作品価格・購入オプション価格・送料が計算対象です。
Creemaでは作品・素材の販売について、決済総額の10.67%(税込)が成約手数料となっており、作品、オプション、ラッピング、送料が対象です。
また、Creemaではフード販売について15.4%(税込)の成約手数料が設定されています。
手数料率だけを見ると近い数字ですが、各サービスで対象となる金額やその他の条件が異なるため、実際の販売価格と送料を使って比較することが重要です。
Q9.minneとiichiは何が違いますか?
iichiもハンドメイド・工芸品などを販売できるオンラインマーケットですが、手数料体系が異なります。
iichiでは、個人または少人数の制作者などに該当する生産者の場合、作品代金の20%(税込)が成約手数料です。
送料は成約手数料の対象外とされています。
minneでは送料を含めた注文金額が販売手数料の計算対象になるため、同じ販売価格でも手数料の計算方法に違いがあります。
Q10.minneで販売するとき、どのくらいの価格に設定すればよいですか?
作品の材料費、制作時間、梱包費、送料、販売手数料などを考慮して価格を決める必要があります。
例えば材料費だけを基準にして価格を決めると、販売手数料や発送にかかる費用を差し引いた後の金額が想定より少なくなる場合があります。
まず1作品あたりに必要な費用を整理し、そのうえで自分が継続して制作・販売できる価格を検討するとよいでしょう。
minne・Creema・iichiの比較ポイント
ここまで見てきたように、minne、Creema、iichiはいずれもオンラインで作品を販売できるサービスですが、料金や機能には違いがあります。
販売手数料だけで決めない
販売サービスを比較するときは、手数料率だけを確認するのではなく、何が手数料の計算対象になっているかを見ることが重要です。
minneは作品価格、購入オプション価格、送料が対象です。
Creemaは作品代金、オプション、ラッピング、送料を含む決済総額が対象です。
iichiの生産者向け成約手数料は作品代金が対象で、送料は含まれません。
このように計算方法が異なるため、実際に販売する商品の価格と送料を当てはめて比較すると、費用をイメージしやすくなります。
商品ジャンルとの相性を確認する
販売したい商品によっても確認ポイントは変わります。
アクセサリーや雑貨などを販売したい場合は、各サービスで自分と似たジャンルの作品がどのように掲載されているかを確認するとよいでしょう。
食品を販売したい場合は、食品販売に必要な申請や許可、表示なども確認する必要があります。
工芸品やアンティークを扱う場合も、各サービスのカテゴリーや規約を確認しておくことが重要です。
自分が続けやすい販売方法を考える
作品販売では、出品した時点で終わりではありません。
注文が入れば、在庫確認、制作、梱包、発送、問い合わせ対応などの作業が発生します。
そのため、販売サービスを選ぶときは、料金だけでなく、自分の制作ペースや発送方法、管理できる商品数なども考慮するとよいでしょう。
minneを利用するときのチェックリスト
minneで販売を始める前に、次の項目を確認しておくと準備しやすくなります。
販売前
- minneの会員登録を行う
- 販売者登録を行う
- 販売する作品のカテゴリーを確認する
- 商品写真を準備する
- 商品説明を作成する
- 販売価格を決める
- 送料を確認する
- 発送方法を決める
- 梱包方法を決める
価格設定
- 材料費
- 制作にかかる費用
- 梱包費
- 送料
- 販売手数料
- 振込手数料
などを考慮します。
食品を販売する場合
- 食品販売申請が必要か確認する
- 必要な営業許可・届出を確認する
- 特定商取引法に基づく表記を登録する
- 必要な本人確認書類を準備する
- 原材料などの商品情報を確認する
- 食品表示について確認する
- 自治体や保健所への確認が必要か調べる
食品は通常の雑貨などとは異なる法令やルールが関係するため、販売開始前の確認が重要です。
minneで作品販売を始める流れ
最後に、これからminneで作品を販売する場合の基本的な流れを整理します。
STEP1.minneに登録する
まずminneの会員登録を行います。
STEP2.販売者登録をする
販売者登録を行い、作品を販売できる状態にします。
STEP3.作品情報を準備する
写真、作品名、説明文、価格、在庫数などを準備します。
STEP4.送料と発送方法を決める
作品のサイズや重量に応じて発送方法を決めます。
STEP5.作品を公開する
必要な情報を登録したら、作品を販売します。
STEP6.注文を確認する
注文が入ったら内容を確認します。
STEP7.梱包・発送する
購入者が指定した配送先へ作品を発送します。
STEP8.売上を確認する
取引が完了すると、所定のタイミングで売上金が振り込まれます。
minne(ミンネ)のまとめ
minneは、自分で制作したハンドメイド作品をオンラインで販売したい人が利用を検討できるマーケットです。
アクセサリー、雑貨、ファッション、家具など幅広いジャンルに対応しているほか、食品やダウンロード商品なども扱っています。
作品の販売自体は無料で始められますが、作品が売れた場合には販売手数料が発生します。
現在、minne PLUS非会員の場合の販売手数料は、作品価格、購入オプション価格、送料を合わせた注文金額の10.659%(税込)です。売上金の振込時には220円の振込手数料がかかります。
また、minne PLUS会員についてはプランに応じた販売手数料の優遇があります。
販売価格を決める際には、材料費だけでなく、販売手数料、梱包費、送料なども考慮することが大切です。
食品販売については、通常の作品販売とは別に食品販売申請が必要です。さらに、商品や製造方法によって必要な許可・届出が異なる場合があるため、minneの案内と自治体・保健所などの情報を確認しましょう。
一方、ハンドメイド作品を販売できるサービスには、Creemaやiichiなどもあります。
Creemaでは作品・素材の販売について決済総額の10.67%(税込)、iichiでは生産者の作品代金について20%(税込)の成約手数料が設定されています。
それぞれ手数料の計算対象やサービス内容が異なるため、自分が販売する商品の価格、送料、ジャンル、販売方法などを基準に比較することが重要です。
「どのサービスを使えばよいか」は、販売する商品や運営方法によって変わります。
まずは、自分が販売したい作品のジャンル、価格、送料、制作ペースを整理し、それぞれのサービスの公式情報を確認しながら販売先を検討するとよいでしょう。
この記事に記載している料金・手数料・サービス内容は記事作成時点の情報です。今後変更される場合があります。申込前には最新の料金、利用条件、販売規約などを公式サイトで確認して
minneで作品販売を検討している場合は、販売者登録の方法や最新の販売条件を公式サイトで確認できます。